MCJ株 マウスコンピューター株

将来性がない割安企業MCJ

(2008年8月現在)

PER約5.0倍、PBR約0.4倍と非常に割安なMCJ株(1株17500円)に着目していますが、今後の見通しはどうでしょうか。

短期的(約1年)にはおもしろいが、長期的には厳しい。

PER約5.0倍、PBR約0.4倍と非常に割安なMCJ株に着目するとは 株式投資の基本をよく理解した方である。
MCJの2008年3月期の有価証券報告書を見ると、流動資産(約362億円)から負債の合計(287億円)を引くと、流動資産が約75億円残り、固定資産は約111億円でどう考えても割安である。この話を聞くとMCJは非常に割安で株式を購入したくなるが、MCJの実力を冷静に考えてみると

  1. ソニーやアップルのようにブランド力がなく安売りしかできない。
  2. パソコン関連は1年間で約3割値下がりするので、売り上げを維持するだけでも前年比約20%増の売り上げ台数が必要。
  3. パソコンの性能が著しく向上したことで、故障以外で買い換える必要が特にない。
  4. パソコン関連の2008年3月期売上高は103,133百万円、営業利益は2,605百万円で営業利益率たったの約2.5%

上記のようにますます取り巻く環境が厳しいMCJは、 大きく成長する理由がなく、2年後、3年後には赤字になっても不思議ではない。

このように商品開発力がゼロのMCJには将来性はないが、非常に割安で時価総額も100億円未満なので、MBO(経営陣買収)、 村上ファンドにそっくりな、スティール・パートナーズのような物言う株主による株の買い集め、ソーテックがオンキヨーに買収されたようにMCJも買収される可能性が十分にあり、半年、1年の期間では投資冥利はあると言える。
現在の1株15000円未満は買いであるが、よくばって信用買いは絶対にしないこと。25000円まで騰がれば売るべきである。

1万円台は魅力あり